私のダンスノート My Dance Notebook


 ダンス用語集 (カ行 075~126)
 
  凡例  人物 
    フィガー名集
    省略記号 
     
    索引
 私のダンス用語ノート

  カ
075 カートシー (Curtsey)
踊り始め、あるいは踊りの中で、片手をつないだまま、男女がいったん離れてお辞儀をすること。「ボールルーム・ダンシング」にはヴィニーズ・ワルツのフィガーとしても紹介されています。英語の意味は「(女性の)膝を曲げるお辞儀」。
076 カーブド・スリー・ステップ (Curved Three Step) 【F】
スリー・ステップを左へ大きく回転する踊り方。男性は3 歩目左足でチェックし、右足に体重を戻して次のフィガーへと続けます。カービング・スリー・ステップ(Curving 〜)ということもあります。
■1 カーニバル・クラブ(Carnival Club)
1926年、ロンドン、ソーホー地区ディーン・ストリート(Dean Street)にオープン。
077 カーリー・ウィップ (Curly Whip) 【J】
ジャイブの基本フィガーのひとつ。リンク(先行フィガー)の5 歩目で女性がカールするフィガー。
078 カール (Curl) 【R/C】
基本フィガーのひとつ。カールは「巻きつける、らせん状に立ち昇る」の意味の英語。カールでの女性の足は軽くスパイラル・クロスします。 
079 カール・アラン賞 (Carl Alan Awards)
ダンス界のオスカー賞と言われているこの賞は、1953年、英国で沢山のダンスホールを経営していたメッカ・エンターテイメント・カンパニーの共同経営者カール・ハイマンとアラン・フェアリー(Carl Heimann and Alan Fairley)両氏によって設けられ、ダンス界に大きく貢献した人々に贈られます。

対象部門には
 ・フリースタイル・ダンス(ストリート・ダンスも含む)
 ・シアター・ダンス(バレエ、タップ、ジャズダンスも含む)
 ・ボールルーム、ラテン、シーケンス・ダンス
の3部門があり、それぞれの部門に対し
 ・Performer's Award(役者賞)
 ・Teacher's Award( 教師賞)
 ・Competitive Coach/Choreography Award(競技会コーチ・振り付け賞)
 ・Outstanding Services to Dance Award(ダンス界貢献賞)
 ・Lifetime Achievement Award(特別功労賞)
があります。年に一度、IDTA の晩餐会で授賞式が行われます。
(注)賞の日本語表記は参考用に直訳したものです。


お二人の写真を、昔購入したLP(右写真)の中に見つけました。



080 回転量/アマウント・オブ・ターン (Amount of Turn)
スタンダードでは、1歩、あるいは数歩間で行なわれる足の向きの回転の量の事。ラテン・ダンスでの回転量は通常、体の向きで測ります。例をあげると、

1回転= 360°  
1/2 回転= 180°  
1/4 回転= 90°  
1/8 回転= 45°
3/8 回転= 135° 
3/4 回転= 270°など。

ラテン・ダンスでの回転量は通常、体の向きで測ります。

080-01 内回り(回転)と外回り(回転)
二人が組んで回る場合、回転の内側にいる人が行う回転を「内回り回転(インサイド・オブ・ア・ターン = Inside of a Turn)」、回転の外側にいる人が行う回転を「外回り回転(アウトサイド・オブ・ア・ターン = Outside of a Turn)」といいます。分かりやすくいうと、後退から回転に入る人は常に内回りで、前進から回転に入る人は常に外回りです。例えばワルツのナチュラル・ターンの場合、前半では男性が外回り(女性は内回り)をしますが、後半では男性が内回り(女性が外回り)に変わります。


080-02 内回りと外回りの違い  
  1. 移動距離と回転速度を見ると外回りの人は移動距離が大きい分、内回りの人より回転速度は速く、反対に、内回りの人は移動距離が小さい分、外回りの人より回転速度は遅くなります。このため、内回りをするときは外回りのときより「穏やかに」回転するよう心がけなければなりません。
  2. 内回りと外回りのもうひとつの大きな違いは回転の仕方にあります。通常、ひとつの回転は3歩間で行われ、内回りの人は、始めの2 歩で回転を完了しています。一方、外回りの人は1〜2 歩間と2 〜3 歩間で回転を2 分割して行います。ワルツのナチュラル・ターン前半(3/8回転 = 135 度)を例に取ると、内回りの女性は2 歩目をステップした時点で足の回転は完了していますが(体の回転は3 歩目で完了します)、外回りの男性は1 〜2 歩間で1/4 回転(90度)し、2 〜3 歩間で残りの1/8 回転(45 度)を行います。外回りの人が始めの2 歩で必要な回転量を一気に得ようとしたり、あるいは、内回りの人が始めの2 歩で体の回転を完了したりしてしまうのは、初心者が陥りやすい誤りです。

081 カウンター・プロムナード (Counter Promenade)
カウンター・プロムナード・ポジションをさす場合と、その形で動くことをさす場合があります。
082 カタパルト (Catapult) 
ポピュラー・バリエーション(ラテン)、およびISTD の教本で紹介されているジャイブのバリエーション。意味は「(小石を飛ばす)パチンコ」。もともとは、昔の戦争に使われた「(投石用)石弓」。
083 カドリール (Quadrille)
4 人が組になって踊るスクエアダンス。(SS)
084 カブリオル (Cabriole)
バレエ用語。跳躍の意味。
085 カリオカ/キャリオカ (Carioca)
1. 1930 年代にアメリカで創られたサンバに似たダンス。
2. レアード氏のテキストにカリオカ・ランズ(Carioca Runs)が掲載されています。
  • 「リオデジャネイロの原住民は自分たちの事をカリオカと呼んでいます。カリオカとはトゥピ・インディアン語で「白い家」とか、「リオに住むポルトガル人の白人の家」の意味で、そうした家の近くを流れる川はカリオカ川となり、リオのものは何でもかんでもカリオカになってしまいました。群舞のカリオカ・ダンスではカリオカやサンバの曲に乗り、手を取り合い、あちこちにスウェイして踊ります。額を寄せ合って踊るカリオカ・サンバは、マシーシと呼ばれるブラジルの踊りを真似たものです。」(SS)
086 カレッジアット・ウォーク (Collegiate Walk)
フォックストロットに非常に良く似ている踊り。カレッジアットは「大学生の」「団体の」の意味。(SS)
087 ガリアル/ガリアルデ (Galliarde)
パバーヌの踊りを追従、補足した生き生きとしたルネッサンス期の踊り。3/4 拍子。この踊りの名はフランス語 gaillar(陽気な、浮かれた)の意味から来ています。(VT)

  キ
088 キキ・ウォーク (Kiki Walks) 【R】
男女同じ向きで、男性は左手で女性の左手をとり、右手は女性の右肩甲骨付近に置いたまま行うウォーク。かつてはこの名でテキストに載っていましたが、近年はウォークの中にひとまとめにされ、その名が消えつつあります。カドゥル・ホールドで踊る事もできます。
  • 「フィガー名は、これを紹介したカストロ政権以前にいた一流ダンサーの彼の名から取られました。」(ISTD)  私はずっと女性の名前だと思っていたので、「彼」の表現に驚いてしまいました(笑)。
089 キャバレー (Cabaret)
レストラン、ナイトクラブの意味から転じ、1922 年頃からエンターテイメント、フロア・ショーの意味で使われ始めた英語で、リフトなどアクロバット的要素を含むこともあります。アダージョ(Adagio)とも言われます。
090 キャメル (Camel)
キャメルは「ラクダ」の意味です。主に1910 〜20 年代のジャズ世代の大学生や、当時、服装や行動が型破りだった若い娘達の踊りで、ゆっくりした曲で、始めから終わりまでフォックストロットのウォーキングをジグザグに、あるいは、回りながら踊りました。(SS)

 ■1 キャンター(canter)
シンコペーティド・キャンター、アパッチ・キャンターなどがあったようです。踊り方や踊りについての説明は見つけられませんでした。

  • 馬の歩き方が踊りにも使われているので、まとめて見ます。【辞書】
     ・ゲイト(gait):足並み
     ・ウォーク(walk):並足
     ・アンブル(amble):アンブル
     ・トロット(trot):速歩。フォックストロットの略。
     ・ペース(pace):側対歩(名時側の足を同時にあげおろしてスリー・ステップ駆歩法)
     ・キャンター/カンター(canter):速歩と駆け足を混合した歩き方。
     ・ギャロップ/ガロップ(gallop):馬が一歩ごとに四歩ともに地上から離してかける、最も速い駈け方。騎乗疾駆。 

091 キューバン・クロス/ラテン・クロス (Cuban Cross / Latin Cross)
一方の足がもう一方の足に(ルンバのナチュラル・トップにおける男性の1歩目、女性の2 歩目のように)両つま先を外に向けてクロスした形で、ラテン全般に用いられます。キューバン・クロスはISTD で、ラテン・クロスはIDTA で用いられている表現です。 
092 ギャロップ (Galop)
19 世紀初期から行なわれている馬の駆歩を模した2/4 拍子の旋回舞曲。

  ク
093 クー・ド・ピック (Coup de Pique) 【P】
基本フィガーのひとつ。フランス語でCoup は切る、Pique は槍。ピカドールが牛を刺激するために槍で突く動作を演出したものです。ピックは、登山で「ピケを張る」といますが、そのピケもこれです。
094 クイック (Quick) 
踊りのクイックステップをさす場合とカウントの ‘Q’ をさす場合があります。
095 クイック・アウトサイド・スピン (Quick Outside Spin) 【F】
フォックストロットのアウトサイド・スピンは ‘SQQ’ か ‘&QQ’ のカウントで通常踊りますが、‘&QQ’ で踊る方をこう呼びます。
096 クイック・ウィーブ (Quick Weave) 【W/Q】
ワルツのウィーブ・フロム・PPの1〜4歩目を ‘12&3’ で踊るとき、この名称が使われます。
097 クイック・オープン・リバース (Quick Open Reverse) 【Q】 
3 歩で構成される基本フィガーで、クイック・オープン・リバース・ターンということもあります。
  • クイックステップの他の多くのフィガーと異なり、‘QQ’の所がシャッセの形をとっていないので「オープン」の名前が入っています。 
  • 「クイックのつかない、ただの『オープン・リバース』はあるのかな?」と思っていましたら、アクリル氏の資料に、「いまはもう使われていませんが、かつて、‘SSS’で踊っていたオープン・リバース・ターンというフィガーがあり、それに対してクイック・オープン・リバースの名前が付けられました。」とありました。
098 クイックステップ (Quickstep)
音楽はテンポのよいスイングした4/4 拍子で1分間に50小節くらいの速さで演奏されます。基本のリズムはSQQ。 クイックステップはスロー・フォックストロットから分かれた踊りで、‘クイック・フォックストロット’ と呼ばれたこともありました。また、1927 年のスター選手権では ‘Q.T.F.T &C’ の種目名で登場しましたが、これは Quick-Time Foxtrot and Charleston(クイックタイム・フォックストロット・アンド・チャールストン)の略です。このことから、速いテンポのフォックストロットとチャールストンが混ざった踊りだったことが容易に想像できます。他にも、ワンステップ、マーチ、ピーバディ(Peabody)、ブラックボトムなどの踊りの影響もあったようです。クイックステップの面白さはステップのリズムの変化にあります。英国のボールルーム・ダンスで最も著名な一人、アレックス・ムーア氏はこう述べています —「決して色あせることのない踊り。まぎれもなく、全世界の中で最も魅力的なリズムの表現をもつ踊りである」と。
099 クオーター・ターン (Quarter Turns) 【Q】
クオーターは英語で1/4 のことで、ダンスでは90 度回転を意味します。このフィガーでは前半(右回転)と後半(左回転)で二回90 度回転するためターンズという複数形の表記になっています。前半はシャッセ・ターン、後半は男性のヒール・ピボット(女性はシャッセ・ターン)の形を取ります。そのためか、最近のテキストのではこのフィガーの前半を「クオーター・ターン・トゥ・ライト/右へのクオーター・ターン」とし、後半を「クオーター・ターン・トゥ・レフト/左へのクオーター・ターン」と分割しているため、クオーター・ターンの表記が消え、踊りのブルースで使うのみになりつつあります。単にクオーター・ターンという場合は「右への」を指します。
100 クカラーチャ ( Cucarachas) 【R/C】  
基本フィガーのひとつ。名称の意味はスペイン語のゴキブリ(英語のコクローチ(cockroach)に相当)で、ゴキブリを踏み潰す動作からきています。正式にはクカラーチャズと複数形で使い、クカラチャ、クカラッチャとも書きます。別名プレッシャー・ステップとも言われています。クカラーチャにはサイド(横)、バックワード(後方)、フォワード(前方)等があり、いずれのアクションでも2歩目は元の足に体重を戻し、3歩目は2歩目に揃えます。横へのクカラーチャでは1 歩目に全体重を乗せず「ぎゅっ」と床に圧力をかけ、その時のもう一方の足のヒールは床から離しません。



101 クラッシュ・ダンス (Crush Dance)
クラッシュは「押しつぶす、ぎゅうぎゅうに押し込む、ひしめく」意味で、混んだ場所で押しつぶされるようにして小さく踊るブルースの別名。混雑したところで小さく踊るラテンも、クラッシュ・ダンスと言う場合があるようです。
102 クリス・クロス (Criss Cross) 【S】
このフィガーでは右へのトラベリング・ボルタと左へのトラベリング・ボルタを続けて踊ります。クリス・クロスとは「十文字、十字形、十文字を書く」の意味があり、踊るとそれが良く分かります。クリス・クロス・ボルタともいいます。
  • 通常1歩目は女性が男性の前を横切りますが、男性が女性の前を横切っても構いません。また、左右のトラベリング・ボルタの5 〜7 歩目をボタ・フォゴで踊ることもあります。
103 クルザード (Cruzados) 【S】
基本フィガーのひとつで、IDTA のテキストにはシャドー・ポジションで前進するクルザード・ロックとクルザード・ウォークが出ています。また、ポピュラー・バリエーション(ラテン)にはクルザードというバリエーションが紹介されていますが、こちらは大きなボックスを描くような動きをしています。
  • Cruzado にはポルトガル語、スペイン語で「十字軍」の意味がありますので、神の名の下に、十字の名の下に、力強く遠征した人々の様子をイメージして、このフィガー名がつけられたのではないかと推測しています。
  • クルザードズは英語ではクルセダース(crusaders)となり、フォーク・ミュージックで一世風靡したザ・フォーク・クルセダースもこれです。船のクルーザーも、ともに同じ語源のクロス(十字架)から来ています。クルザードは旧ポルトガルのコイン名でもあり、それには十字架が記されています。
104 クレイドル (Cradle) 【JB】
向き合って両手を取り合った形から男性が左手を上げて女性を左へ回し、自分の右腕の中に入れて始まるフィガー。
  • 第二次大戦後、社会保障制度の充実を求めてイギリス労働党の掲げたスローガンが「ゆりかごから墓場まで」でしたが、その「ゆりかご」が、この「クレイドル」。英語には「あやす」の意味があり、踊りの命名者の発想に感心します。その他「ワインかご」の意味もあります。パートナーをワインや赤ちゃん以上に大切に扱えば間違いないでしょうね。
  • フィガー名をカードレ(Cardle)とする本もありますが、海外の資料の中には見つけることができませんでした。ひとつだけ見つけたものに、アイルランド語のカードレCardle がありましたが、語源はゲール語の「大いなる勇気」からきているということですから、関連性が薄いです。もしかすると、Cradle のスペルの順序を間違えているのかもしれません。
105 クロース (Close)
英語で「接近した」の意味の形容詞(動詞はクローズと発音します)。
106 クローズド (Closed) 
「閉じた」という意味の英語で、ダンスでは足が閉じた状態、または、男女の体が開いていない状態を表現する時に使います。また、「この講習会は会員のみに限定されています」というような場合にも、この「クローズド」が使われます。 ➡《060》
107 クローズド・ターン (Closed Turn) 
回転の2 歩、あるいは、3歩間で両足を閉じる踊り方。例えば、ワルツのナチュラル・ターンやリバース・ターンは前半も後半もクローズド・ターンをします。 ➡《061》
108 クローズド・チェンジ (Closed Change) 【W】
3 歩で構成されるワルツの基本フィガー。男性が左足前進から始まるものと右足前進から始まる二通りがあります。
  • 「3 歩目で足が閉じて(クローズ)、体重の移動(チェンジ)があるところからこの名がついています。」(アクリル氏)
109 クローズド・ヒップ・ツイスト (Closed Hip Twist) 【R/C】
基本フィガーのひとつ。クローズド・ポジションで踊るヒップ・ツイストのこと。クロース・ヒップ・ツイスト(Close Hip Twist)とも呼ばれます。「クローズ・ヒップ・ツイスト」というのは、基本的に誤りです。

110 クローズド・フィニッシュ (Closed Finish)
タンゴのバック・コルテに見るように最後の足を閉じて終わること。 ➡《065》
111 クローズド・リバース・フィニッシュ (Closed Reverse Finish)
タンゴにおけるバック・コルテの2〜4歩目の動きをこのように表現しているのを「ボールルーム・ダンス」で見つけました。
112 クロス(Cross)と ロック(Lock)
英語のクロスには「横切る、(手・脚などを)組み合わせる、交差する」などの意味があり、ロックには「錠をおろす、(腕などを)組み合わせる、固定する」などの意味。どちらも同じように使われていますが、アクリル氏の資料には「クロスは膝から下で行い、ロックは膝から上を使う」とあります。
113 クロス・ボディ・リード (Cross Body Lead) 【Salsa】
ペア・ワークの基本技の一つです。前半はベーシック・ステップ。後半で男性が左へ1/2 回転し、反対向きで終わります。「XBL」と略されることがあります。
114 クロッグ・ダンス (Clog Dance)
この踊りはフォークダンスのさきがけと言われており、タップ・ダンスにも影響を与えました。最も難しいアイリッシュ・クロッグでは15 秒間に70 回以上床を打つものもあります。この踊りでは顔や列の表現は大切ではなく腕も動かしません。19 世紀に行なわれたコンテストでは審査員達は舞台裏か舞台下に座し、音のみで判断したそうです。もともとクロッグと呼ばれる木の靴が使われて、後には木底の靴に変わりました。(SS)
■1 グローヴ音楽辞典(Grove’s Dictionary)
Grove’s Dictionary of music and musiciansの事。初版は1878年―1890年。12,000項目をカバーしている。 (日本語の復興版は10万円近い値段がします。)
   
   
 
  ケ
115 ケーキ・ウォーク (Cake Walk)
1850 年頃、アメリカ南部の大農園で「チョーク・ライン・ウォーク」と知られていた踊りが1895—1905 年にケーキ・ウォークとして流行。のけぞる等の特殊な動はフロリダのアフリカ系アメリカ人奴隷が、セミノール族インディアンのカップルが厳かに歩く姿からアイディアを得ました。最も上手にできたものには賞としてケーキが与えられました。(SS)
116 ケープ (Cape) 【P】
パソ・ドブレの基本フィガーのひとつ。フィガー名「ユイット」の英語の別称です。ケープは闘牛士が持つマントの意味で使われています。ケイプとも書きます。このケープと雨合羽(あまがっぱ)のカッパは同じポルトガル語のカパ(capa)からきたようです。
117 ケイパー (Caper)
踊りのひとつ。英語の意味は(陽気な)跳ね回り、悪ふざけ。

  コ
118 コウミング (Combing)
サルサに使われる動きで、手を顔の前から頭の後ろに、ちょうど髪を梳かすようなしぐさのこと。英語の意味は「髪を梳かす」。櫛は「コウム」です。
119 コネクション (Connection)
「接続、つながり」などの英語。ダンスにおいては、リードとフォローが適切に通じ合うようなホールドをしている場合、「いいコネクションがある」などとの表現をします。ラテンにおいては「手と手のホールド」のことも指します。「コネがある、ない」の言葉もコネクションからきています。
120 コメンス/コメンスィング(Commence / Commencing)
英語で「始める」の意味。スタート(Start)やビギン(Begin)と同義語。

TOP
121 コリオグラフィー (Choreography)
踊りの振付けのこと。振付師はコリオグラファー(Choreographer)、振り付けをするはコリオグラフ(Choreograph)といいます。
  • ギリシャ語のコリオ(踊る)とグラフィー(書く)からきた言葉。手足や顔などを踊るように震わす病気で「舞踏病」というのがあり、英語ではコリア(Chorea)といいます。
122 コルタ・ジャカ (Corta Jaca) 【S】
サンバの基本フィガーのひとつ。
  • 「名の由来は「リンゴを切る」からきていると考えられています。この場合、リンゴが他の果物やお菓子に変わることもあります。」(ISTD) 
  • 上とほとんど同じ説ですが、コルタ(コルテ)はポルトガル語の「切る」、ジャカはマシーシという木になる西瓜のように大きな果物で、そこから、「ジャカを切る」という意味との説明があります。因みに、ジャカの英語名はジャック・フルーツで、調べると図のように大きなものでした。 
123 コルテ (Corte/Corté)
コルテはポルトガル語で「切る」という意味で、日本では、「前進運動をカットして後退すること、あるいはその逆の動き」と広く認識されているようです。スタンダードにはバック・コルテ、リバース・コルテ、ホバー・コルテなどのフィガーがあります。
  • 《コルテ雑考》
    上記の説明の他に、個人的には次のような可能性も含めています。

    1. 「コルテの意味を教えてください」との質問に、英国のダンス関連サイトで次のように回答していました — 「色々調べたけれど分かりませんでした。ただ、スペイン語には「切る」の他、「宮廷、中庭、(王侯などの)従者」その他の意味もあるので、可能性として、
    (1)法廷で原告と被告が国王に敬意を表して、後ろへ数歩さがった動きから 
    (2)礼儀が正しいことに関連し、頭を下げて数歩下がることから
    (3)「切る」の意味から、のこぎりで丸太をギコギコ切る前後の動き、があります」
    ——とありました。回答者が英語圏の人にも拘らず明確な答えがないということは、ダンス用語として説明がされた英語の資料がないのかもしれません。

    2. アルゼンチン・タンゴから調べると、「コルテは音楽をシンコペーションで切るか数拍の間保つ意味」とありました。

    3. かつてこの疑問を英国のハーン・アンド・スペンサー社に問い合わせたところ、ハーン氏から「LODに対して切り開かれた空間」と教えていただいたことがあります。これを念頭に調べていると、英絵辞典の中に「V カット、矢筈(やはず)」の意味があることを見つけました。「切り開かれた空間」と「矢筈」には共通したものがあり、矢筈(英語でノッチ(Notch))はまさにバック・コルテの動きに、私には見えます。 

124 コンタクト (Contact)
コンタクトは「接触」を意味する英語で、ダンスでは様々なコンタクトが用いられます。
124-01 アイ・コンタクト (Eye Contact)
目と目を通してリードとフォローを感じあったり、見詰め合うことで踊りを表現したりすること。主にラテンで使用し、特にホールドが離れたときやフィガーのつなぎ目で必要とされます。
124-02
コンタクト・ポイント (Contact Points)
ボディ・コンタクトでできる男女間の接点。スタンダード・ダンスのホールドでは、
  1. 1. 男性の左手と女性の右手
  2. 女性の背中に回した男性の右手
  3. 男性上腕に置いた女性の左手
  4. 男性の右肘付近に接する女性の左肘付近
  5. 男性の右腿付近から肋骨の下あたりまでと接する、女性の左腿付近から肋骨下あたりまでの部位などがあります。 
ラテン・ダンスではホールドしている手と手、あるいは体に接している手を指します。
124-03 コンタクト・ポジション (Contact Position)
ISTD のラテンテキストで使用されている表現で、相手と軽いボディ・コンタクトをしてノーマル・ホールドをする形。
124-04 ハンド・コンタクト( Hand Contact)
手を取りあうコンタクトのこと。あるいは、手が相手のボディの一部に触れること。 
124-05 ボディ・コンタクト (Body Contact)
ホールドしたときにできるような体の接触。単に「コンタクト」と言うと一般にはこのボディ・コンタクトを指すことが多い。

125 コンチネンタル・タンゴ (Continental Tango)
コンチネンタルとは英語で「ヨーロッパ大陸(風)の」の意味があり、アルゼンチン・タンゴに対する社交ダンスのタンゴをいいます。その背景に、カミール・デ・ライナル(Camille de Rhynal)氏が1907 年、タンゴに熱狂していた少数の人たちとアルゼンチン・タンゴをボールルームで踊れる形に仕上げた歴史が隠されています。
126 コンティニュアス (Continuous) 
英語で「切れ目のない」とか「連続的な」という意味で、例えば、ルンバにはコンティニュアス・サーキュラー・ヒップ・ツイスト、サンバにはコンティニュアス・ボルタ、フォックストロットではコンティニュアス・ホバー・クロスがあります。
   

 
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