November 21, 2011  
     ちょこっと講座
#019 クカラーチャについて教えて!
 
 

坂部さん、お便りありがとうございます。

他の読者のことも考えて名前の事から、順を追って説明しますね。
クカラーチャは英語のテキストには Cucarachasと複数形で出ていますが、日本語では複数形の表現があまり馴染まないので、私は単数形で書いています。また、カタカナで書く場合、坂部さんのように「クカラチャ」と書くことも、「クカラッチャ」書くこともあります。このスペイン語の意味は、ご存知とは思いますが「ゴキブリ」で、英語のCockroachesに相当します。

クカラーチャと言うと、私はどうしてもサイドの動きを真っ先にイメージしてしまいます。こんな風にです:−
 1歩目 左足を横に。
 2歩目 体重を元の足に戻す。
 3歩目 左足を右足に揃える。

しかし、クカラーチャには、その他にも、
 前進→戻す→揃える
 後退→戻す→揃える
 斜め前にステップ→戻す→揃える 
― もあります。きっと坂部さんも、私と同じくサイドへの動きを言われていると思いますので、その説明をしましょう。女性のステップです。

  • 1歩目 右足 横にステップ。ボールから出てヒールを下します。この足には全体重を乗せきることはありません。
  • 2歩目 左足に体重を戻す。足はフラットのままです。
  • 3歩目 左足に右足を寄せ、体重移動をします。このときの右足はボールで床を捕えてからヒールを下します。
  • 4歩目 左足 横にステップ。ボールから出てヒールを下します。この足には全体重を乗せきることはありません。
  • 5歩目 右足に体重を戻す。足はフラットのままです。
  • 6歩目 右足に左足を寄せ、体重移動をします。このときの右足はボールで床を捕えてからヒールを下します。

この間、ヒップは8の字を描くように動いています。

これで一連のサイド・クカラーチャが終わりですが、この動きの中で一番多い間違いは、1歩目と4歩目でヒップ・アクションを使っている時、もう一方の足のヒールが床から離れてしまうことです。ここは床に着けたままでいます。

実際に動いてみると分かりますが、軸足のヒールを床から離すとヒップは8の字を描くことができません。このことから私は、サイド・クカラーチャはステップと言うより、アクションと言えると思います。


さて、必要な回答ができたと思いますので、ここで、ブライアン・ワトソン&カレン・ハーディ(元世界チャンピオン)のビデオから、クカラーチャの説明部分を切り出しましたので、それを参考になってください。もっと詳しく分かることでしょう。



「ビデオで見せるなら最初からビデオだけでよかったのに」、と自分でも思ってしまいますが、自分の勉強のためにあえて書いているとご理解ください(汗)。

軸足ヒールを上げる誤りはプロ、アマを問わず、このそこらじゅうに蔓延しています。ヒップ・アクションを重視して、しっかりとゴキブリを踏みつぶす動作を守っていくか、それとも、少々軽い動きになっても良いからヒールを上げても良いとするか、時代の判断を待たなければならないでしょうね。

また、何かありましたらお便りください。

 
  ハッピー・ダンシング! Makoto Kammoto