November 28, 2011  
     ちょこっと講座
#020 ルンバを上手に踊りたい!
 
 

前回、前々回と「テンション」や「クカラーチャ」の話を書きましたが、さて、今週の話題は? と考えて、以前に踊っている最中に尋ねられたことを思い出しましたので、そのことを書こうと思います。

「ルンバを上手に踊りたいけど、どうしたら上手になるの?」

 

私の提案はこうです。

全然偉そうには言えませんが ― という前提で読んでください。

 

私たちを含め、ダンスをする人は皆、

「もっと上手に」

と願いますが、今よりもっと上手になった時にも、やはり、

「もっと上手に」

と思うものなのです。

 

それが証拠に、ダンスを始めた頃より遥かに上手になっているあなたは、今、こうして、

「もっと上手に」

と思ってしまうのです。

 

「上手に」が、「もっと難しいステップ」

を意味しているなら、もっと高度なステップを覚える必要があります(ここでも、ダンスを始めたころより遥かに高度なステップを使っている現在の自分がいることを思い出してくださいね)。

 

しかし、高度なステップであっても、それを 「覚えたこと」 と 「踊れる」 ことは一緒ではありません。

 

「上手に」 がクルクルと何回転もするような「高度な技術」を意味しているのでしたら、それなりのレッスンを受けるのが近道ですが、もしも、「上手に」 の言葉の中に、「ルンバらしく」 とか 「きれいに」 の意味合いが込められているのでしたら、それは、今の技術のままでも、できます!

 

今のまま、すぐにできる秘訣は!

 

自分だけが踊るのではなく、相手の人と一緒に踊る。

相手の人を楽しませるように踊る。

音楽を聴いて、ひとつのストーリーを作る気持ちで踊る。

相手のに話しかける言葉を、ステップに乗せる気持ちで踊る。

相手の人からの言葉を、体で感じる気持ちで踊る。

 

そうした気持ちを持つだけで良いのです。

思うだけで良いのです。

 

すると、今までと同じステップで踊っていても、

「上手になった自分」

を実感できることでしょう。

なによりも、以前よりもダンスを楽しんでいる自分が、そこに発見することでしょう。

 

そして、恐ろしいことは ― いえ、素晴らしいことは、

あなたの踊りを見ている人たちが皆、

あなたのことを、

「上手!!」

と思ってくれることです。

 

二人で踊っている時、決して自分の気持ちの中を一人にしないでください。

 
  ハッピー・ダンシング! Makoto Kammoto