February 6, 2012  
     ちょこっと講座
#029  日本の女性は僕が嫌いなんだ・・・
 
 
踊りを申し込んで驚かされることがあります。一度や二度ではなく、いつでも、同じように驚くのです。もしかするとそれは、その地域特有の文化なのかしらと自分を疑う程、私のオドロキは頻繁に繰り返されるのです。例えば、

例1:『お願いします』と差し出す私の左の指を摘まむ人がいる。まるで食品売り場での光景のようです。ちがいます、私の手は試食品ではありません!


例2:私の手を適当にとり、そのまま彼女の想定するスタート地点へ先に行く人がいます。男性の私、エスコートされちゃっていいの?


例3:お誘いした時から、踊っている間も、踊り終わで私が『ありがとうございました』と言葉をかけているときも、よそを向いている! もう少し言うと、お誘いしに向かっている時からよそを向いている人も!  誘う側の私は最初から最後まで、

『嫌われているのかな』、
『リードがまずいのかな』

と心配し通しで、身が細る思いです!


そこで、私の提案ですが、

例1の場合、女性は、差し出された男性の手の上に、自分の指を軽く乗せる感じで置くと、エレガントに見えるのではないでしょうか。また、男性は立っている女性に、『さあ、ホールドしましょう』と 左掌を女性に向けて出すことがあります。その場合は、掌を重ねるように右手を出して、軽くグリップを作りましょう。

例2の場合、もしかすると、お家の中の自分のままなのかも知れませんね(自分中心に動いている?)。最低、踊りの間はレディを演じて、男性にエスコートさせてあげませんか?

例3の場合、恥ずかしいとか、照れから、そうした行動になっているのかも知れませんが、そのために、どれほど男性が嫌な思いをしているか、そちらの方にも考えを巡らして貰えませんでしょうか? 社交の場なのですから。


上記のような体験をある教室でしたところ、そこの先生が、

「ビル・アービンも言ってたよ、『日本の女性はみんな僕が嫌いなんだ』と、プロのレッスンでね」 

と話されました。そのアービン氏曰く、

『だって、みんなソッポ向いて組むんだもの』


“手の取り方” や “どこを向いて” などはダンス本やマナーの本には載っていないかも知れません。だとすれば、それはマナー以前の事だからではないでしょうか? 手の取り方がおかしい女性は、ダンスはステップするところから始まると思われているのではないでしょうか? いいえ、二人のダンスは誘い、誘われる時から始まっているのです。 

ソッポ向いて組むことはマナー違反だと思いますが、それに加えて、踊り・に・く・い・です!


ここまで書いてきて、実に妙案が!  
これを読んでくださったあなたが、できている、いないに拘らず、お友達に2人の女性に、

『これから気をつけましょうね』

と伝え、その2人がそれぞれ別の2人に伝えてくれれば、その時点であなたを含め、7人の女性がエレガントに

“奥様、お手をどうぞ” と “楽しいダンス” ができちゃう訳。

これをスタートから19回繰り返すと、多分、ダンスを楽しんでいる日本中の女性の殆んどが、美しく

“奥様、お手をどうぞ” と “楽しいダンス”

ができてしまいます!

だって19回で、 524,287人 ですから、女性のダンス人口に限りなく近い筈。そしたら、男性はエレガントな女性の為にもっと頑張っちゃうし、二度と元世界チャンピオンに

『日本の女性は僕が嫌いなんだ・・・』

なんて言われなくて済みます。そんな悲しい冗談は、二度と言われたくないし、言わせないためにも、私たちサークル・レベルから伝言ゲームで直してしまいましょう。

19回ね! 
勢い余って20回しちゃうと 1,048,575人! になっちゃう(笑)!

 
  ハッピー・ダンシング! Makoto Kammoto