March 19, 2012  
     ちょこっと講座
#035 燕尾服とタキシード
 
 
2007.11.21のブログに加筆しました)

12月の玉城先生の教室のパーティーで久しぶりにデモをすることになりました。パートナーは愛妻ではなく、個人レッスンで教えている生徒さん二人で、ワルツとフォックストロットを踊りますが、いい感じに仕上がってきています。所が、競技会に無縁の私は燕尾を持っておらず、今まで燕尾でデモしたときは教室の先生にお借りしていましたので、今回は思い切って燕尾服を買うことにしました。うれしいです!

「次に機会があったらタキシードも欲しい!」と思いつつ、タキシードと言う言葉を口にして、ふと思いました。
「タキシードってスワロー・テイル(燕尾服)のような英語の響きじゃないなー」と。
そう思いません? 

そこで、さっそくタキシードについて調べてみると ― 
「タキシードとは、1886年、ニュー・ヨーク市タキシード公園にあるカントリークラブで初めて使われた準正式礼服のこと。
その名の由来は;−
北米インディアンのアルゴンキアン族はニュー・ヨーク地方の狼を“タキシット”と呼びました。これは“丸い足”という意味で、この地方の狼がすぐに降伏してしまうことをほのめかした、軽蔑した呼び方でした。 
グリスフォード家は借金の肩代わりとしてその地を入手し、そこに棲息する狼はタキシード、そこにある湖はタキシード湖となりました。
グリスフォード家は会員制の『タキシード・クラブ』を創設し、1880年代後半、ロリラード・グリスフォード氏が尻尾のないディナー・ジャケット姿で現れたのが今のタキシードになりました。
今日でもタキシードを着ている人を『ウルフ(狼)』と呼ぶことがあります。」(etymologyより) ― とありました。面白いですね。

*    * * * *

さて、その後二人のデモはどうなったかと言うと、終了後に、他教室のプロの先生方からも、お褒めの言葉を沢山頂いた所からすると、大成功と言えると思います。

ワルツは“Could I Have This Dance”の曲を使い、落ち着いてお洒落に踊れて大成功!スローは“Dream” の曲でお洒落に踊り通せて大成功!

しかし残念だったことが一つあります。それは、この“Dream”の最後に一瞬空白を挿入し、再び曲に戻ってお洒落な振り付けで終わらせる予定だったのですが、リハーサルでは音響の人がきちんとやってくれたのに、本番だけに出てきた司会の人が、空白になった途端に「ありがとうございます」と挨拶をしまったため、音響さんも音を止めてしまったのです!!

私たちはなすすべもなく佇み、なんとかハイタッチでごまかしてフロアを後にしました。

私がこの振り付けを作った時、最初に、この最後の部分のアイディアがひらめき、それを踊るのを楽しみに全体を構成したのに、それが台無しになってしまったのです。踊りはとても良かったのに!

しかも、パーティーの後からも、司会者からお詫びの一言もありませんでした。今でも生徒さんに済まない気持ちで一杯です。

ダンスパーティで、出演者は夢のために沢山のお金を使っています。プロの司会者は、ただマイクの前で体裁よく話をするだけではなく、リハーサルから参加してパーティーの全容を把握しておいて欲しいものです。それがプロと言うのではないでしょうか?

 
  ハッピー・ダンシング! Makoto Kammoto