April 22, 2012  
     ちょこっと講座
#040 スタンダードのホールドとリード
 
 


私が個人的に信じているのは、「ハグするようにホールドする」です。恋人同士がそっと抱き会う時の形を想像してください。あるいは、その場で、カップルで抱き合って見ましょう。そして一人がわざとらしく左を向いたり、ハグしたくないという気持ちになったりしてみましょう。するとどうでしょう。相手の人にそれが伝わるのが分かります。

私はホールドも同じと考えます。男性も女性も、ハグしている感じの延長でホールドするのが美しいと考えています。この一体感が大切で、踊りがワンピースに見えてきます。プロのようにストロング・ボディを強調しなくても「いい感じ」の踊りが、いいバランスで出来上がります。その上で右回転時には顔をスクエアの形に持っていくようにすると、回転がスムーズに行なわれるでしょう。

こんな持論をサークルで説いていますが、あるとき外国の著名な人が「ホールドはハグなり」と言っていました! 「やったぜ! 僕ってバカじゃないじゃん!」と喜んだのを覚えています。が、誰が何処で話したのかを思い出せません(やっぱ、バカじゃん!)。

それはさておき、先日のサークル・レッスンで、「確かマーカスがレクチャーで、『太っちょ母さんと踊る気持ちで』って話していたよ」と説明しました。その途端、全員の踊り方が変わりました。特に男性が!

我ながらその効果に驚いたので、そのレクチャーを探しました。ありましたよ、ありましたよ。これです。参考にしてください。2008年の「ハッピー・トレーニング・イタリー」!



お断り:
その1.このビデオの日本語は私が訳して吹き込んでいますが、最初の方で何をどうしたのか、太っちょ「ばあさん」と言ってしまっています! 「母さん」として聴いてください(笑・汗)。

その2.かたつむりの説明の所で「後ろに汁っぽい『足』を残します」と話していますが、「汁っぽい『跡』を」の間違いです(汗)!


やばい、やばい。さて、早いとこ話を戻しますが、このマーカスの説明のように、太っちょな人をイメージすると、ホールドが良くなりリードしやすくなりますので、お試しください。

この日のマーカスは、ちょっと調子が悪かったようですが、彼のユーモアは健在でした。大好きです! 

最後に余談を。
実はマーカスの話には前置きがありました ― 「何年も前の事だけど、ベニー(トルマイヤー)が私に、『あたかも、すごく太った母親と踊っていると思いなさい』と話してくれました」 ― と。しかし、この部分はDVDの編集の段階で割愛されています。
日本にもよく来ていたベニー・トルマイヤー氏の教えがマーカスの口から出て、それを僕が見てサークル員に話し、サークル員が上達。ちょっと感動ですね。 

     * * * * *
参考 「ハッピー・トレーニング・イタリー」のDVD:Happy Training Italy Ischia-Capri Open 2008/発売元ひまわり/定価\24,8004枚組、12レクチャー入り)


 
  ハッピー・ダンシング! Makoto Kammoto