July 22, 2012  
     ちょこっと講座
#057 ワルツの質問3点
 
 


1.どうして競技会はワルツから始まるの? 
 社交ダンスをしている人なら、一度や二度は競技会に出向いたり、競技会の模様をTVやビデオで観た事があるでしょうが、確かに、ボールルームの最初の踊りは、いつもワルツから始まります。正しい理由は分りませんが、ボールルーム・ダンスの歴史の中で、ワルツが一番早くに踊られるようになったからではないかと勝手に想像しています。


2.スロー・ワルツって何?
 ワルツにはテンポの速いヴィニーズ(ウィンナー)・ワルツもありますので、それと区別する意味で、ワルツはスロー・ワルツと呼ばれることがあります。


3.どうして3歩目で足を閉じるの?
 確かにそうですね。ナチュラル・ターンの3歩目や6歩目で足が揃わないと、「足を閉じて!」と先生に注意されたりしますし、閉じるべき所で足が離れている人を見ると、「あれ? それって正しい踊り方?」って思うこともありますね。

 ワルツの前身はボストン(ボストン・ワルツ)と呼ばれる踊りで、それが英国に伝わり人気が出たのは1922年以後のことです。第1次世界大戦直後にワルツの形態が大きく変わり、1921年、ベーシック・ムーブメントは
  「ステップ、ステップ、閉じる」
と決められています。そのように決められた背景には、

・前身のボストンでも要所々々で足を閉じていた。 
・足を閉じることで高低差のあるライズ・アンド・フォールが作り出される。
・優雅な回転に結びつく。

― などの理由が推察されます。いずれにしても、足を閉じることでワルツらしさが表現されていると思います。

 
  ハッピー・ダンシング!  神元 誠/Makoto Kammoto