ちょこっと講座
#071 タンゴのウォークス、何歩で一周?
 
 

November 11, 2012


#071 タンゴのウォークス、何歩で一周?

ダンス教本を開いても、ウォークに特定の回転量が記されていませんが、それは何歩で1周するかは体の絞り方、あるいは足の出し方で変わるからではないでしょうか。

一般的には、私たちが普通の感覚で体を絞る、あるいは足をCBMPに前進すると、右足に対する左足は1/8回転(45°)しますの。続く右足前進では回転を起こさないので、そのペースで歩き続けると、360÷45=8。即ち8セット(=16歩)1周できます。もう少し、絞りを大きくすると8歩で1周することも、4歩で1周することもできます。

初心者のサークル員はもっと歩数が必要ですし、カップルとしてコントロールできるようになるには、更に時間がかかることでしょう。32歩で1周しても、最近のイタリア人ダンサーのように2歩間でほぼ180度回転しても、それは、踊り手の技術と表現方法によると思われます。


教本にはタンゴのウォークは「どの方向に向けて始めるか」の説明がないのは、あらゆる方向に使うことが可能だからだと考えられます。また、ガイ・ハワードのテキストにあるように、「回転をしないウォークも可能」という知識も頭に入れておくと便利です。


ザ・ボールルーム・テクニークには出ていませんが、アレックス・ムーア氏のリバイズド・テクニックやガイ・ハワード氏のテキストには、フィガーの使用例、例えば、『ウォーク2歩からオープン・リバース・ターンへ、云々』の例がありますが、この場合、読み手は

中央斜めに2歩ウォークしてオープン・リバース・ターンを踊ると考えることもできますし(これが一般的)、

ウォークを壁斜めから左へ大きく回転しながら2歩踊って中央斜めに向き、そこからオープン・リバース・ターンに続けると考えることもできます。

ウォークスの回転量は自由に調節がききますので、部屋の大きさや踊りのシチュエーションで臨機応変に回転量を変えると良いと思います。

 
  ハッピー・ダンシング!  神元 誠/Makoto Kammoto