ちょこっと講座
#079  ピボットとピボッティング・アクション
 
 

January 05, 2013


#079  ピボットとピボッティング・アクション

ダンスを始めた頃、よく悩んでいたピボットとピボッティング・アクションについてです。サークルで教えるためにリバイズド・テクニックを読みながら、二人で話し合ったころを思い出します。


1.ピボットの定義:
「片足で行う回転で、このとき、もう一方の足が前、または、後ろにCBMP の形に保たれる形の転のこと」で、ピボットの典型的な運動は、ナチュラル・スピン・ターンの男性の4歩目に現れてきます。


2.ピボッティング・アクションの定義:
「相手がピボットしたときにもう一方の人の行う、ピボットに似ているがピボットではない動作のこと」で、この典型的な運動は、ナチュラル・スピン・ターンの4歩目で男性がピボットした時の女性に見られます。

では、ピボットとどこが違うのでしょう?
ナチュラル・スピン・ターンを例に取ると、男性は4歩目左足でピボットしながら右足はCBMPに保たれます。この時女性の右足の運動をピボットではなくピボッティング・アクションと言うのは、女性が男性と同じ様には左足をCBMPに保つことができないからです。保とうとすること自体が不可能なので、ピボットに似ているけれどピボットではないため、ピボッティング・アクションと言います。


3.ピボットとピボッティング・アクションの違い:
定義の違いは上の説明で分かったと思いますが、例えばナチュラル・スピン・ターン4歩目での男性は、ピボットをしようとしないと、女性はナチュラル・ターンと勘違いします。一方女性は、男性が4歩目でピボットをすると、自分が意識的にピボッティング・アクションをしようとしなくても、自然にそうなります。これも大きな違いです。
しかし、「女性はピボッティング・アクションを意識しなくて良い」と言うのは当然のことで、男性が4歩目に入る瞬間、女性はナチュラル・スピン・ターンなのかナチュラル・ターンなのか、まだ分からないのですから。


4.スピン&ピボットにおけるフットワーク:
男性と女性が交互にスピン&ピボットを繰り返す場合、男性がピボットの時は女性がピボッティング・アクションをし、女性がピボットの時は男性がピボッティング・アクションになり、男女を問わずピボットではHT、ピボッティング・アクションではHTになります。


5.ピボット=ナチュラル・スピン・ターン?
「ナチュラル・スピン・ターンの4歩目では男性がピボットしている」と表現するのは正しいですが、ピボットはナチュラル・スピン・ターンであると、二つを一緒に考えないようにしましょう。

なぜならなナチュラル・スピン・ターンは、
(1)ナチュラル・ターンの3歩
(2)ピボットの1歩(女性はピボッティング・アクション)
(3)ナチュラル・スピンの2歩
の3要素から成り立っており、ピボットだけで構成されていないからです。

また、ピボットには、ナナチュラル・スピンの4歩目のピボット(=ナチュラル・ピボット)以外にもあります。

 
  ハッピー・ダンシング!  神元 誠/Makoto Kammoto