ちょこっと講座
#109 運動のために踊れるようになりたい!
 
 

August 03, 2013


#109 運動のために踊れるようになりたい!

運動のために、ワルツだけでも踊れるようになりたいというお便りを受け取りました。


ダンスは素晴らしい運動になる事は保証しますので、是非始めてください! では、どの位ダンスが健康に良いか、ウォーキングと比較してみましょう。

ウォーキングでは1分間に100歩のペースで歩くと約3.3kcal消費されるといわれています。ダンスではどうでしょう? ワルツの音楽(3/4拍子)は1分間に30小節くらいのテンポで演奏されます。即ち1分間に90拍ですから90歩。シャッセもするでしょうから1分間に100歩はステップします。この時点で最低ウォーキングと同じ効果が得られています。

その上に、スイングして、スウェイして、ライズでつま先に立ち、ロアで膝を使いますから、踊りながら体操をしているようなものです。ボディの使い方次第では、消費カロリーはウォーキングの2倍にも3倍にもなるでしょう。1曲の長さを単純に3分と考えると、3分のウォーキングで汗をかく事は少ないでしょうが、ワルツを1曲踊ると体が汗ばんできます。このことからもダンスの運動量の大きさが分かります。ワルツといわず、どんどん色々なダンスを踊ることをおすすめします。ダンスは運動にもなりますが、若さを保つ効果もあると思います。


2012年のブログでアルゼンチン・タンゴについて次に様に書いたことがあります。それも参考になると思いますので、ここで紹介しましょう。

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先日受け取ったDM(毎日1分!英字新聞)に、アルゼンチン・タンゴと心臓疾患患者の回復が早さの関連性が実証され、アルゼンチンでは、医師が患者にリハビリの一環としてタンゴのレッスンに参加することを勧めている ― 書いてとありました。それには情報の出所を示すURLが付いていたので、さっそく訪問してみました。→ http://www.tangoterapia.org/ 。 そこは、2008年に発足した「国際タンゴセラピー協会」のHPでした。興味深い部分を見ていくと、

・タンゴ・セラピーには有酸素運動の効果がある。
・心臓病、アルツハイマー、パーキンソンなどに非常に有効である。

もし、このセクシーなタンゴが好きな人ならば、きっと、現実的に健康に良い影響を及ぼすことをご存知でしょう。 ミロンガを訪れる人たちはタンゴのリズムで、頭痛など、ある種の病気が改善されると証言しています。こうしたことから、アルゼンチンのダンスを踊る場所は、単なるレジャーセンターではなく、パーキンソンやアルツハイマーの専門治療の場ともなっている所もあります。

米国ワシントン大学の研究では、タンゴを踊るほうが他の治療法よりもバランス感覚が改善されると報告さしています。それは、この素晴らしいタンゴのステップをするには避けられないからです。この研究では、さらにパーキンソン病の人たちを二つのグループに分けた実験もしました。一つのグループは従来の椅子を使ってのトレーニングをし、もう一つのグループではタンゴを踊らせる実験です。すると、もちろん椅子を使った治療も効果をあげましたが、タンゴのグループの人たちのバランス感覚は、比較にならないほど改善されました。

受け取ったDMには、「タンゴの独特な抱擁によってオキシトシンという、ストレスを抑える脳内物質の分泌が促進される」との、ありがたい追加情報ももありました。

こういう記事を読むと、日本はもっとダンスという文化を理解すべきだと思います。まずは、ダンススポットを風営法で取り締まるなどといった時代錯誤なことを即刻やめ、反対に、積極的に踊りましょう!と声を上げて欲しいものです。

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余談ですが、ダンスの歩数を万歩計で調べようとして失敗に終わりました。バタバタとステップしないダンスでは、実際の歩数より遥かに少ない数値しか万歩計に現われなかったのです。少ないほど静かに踊れている証拠かも!

 
  ハッピー・ダンシング!  神元 誠/Makoto Kammoto