MA25 リーダー以外と踊れない・・・・・・

どこかの誰かのダンスに役に立つことを願い、拙書「社交ダンスがもっと好きになる魔法の言葉」を公開中です。今回から、第3章「スタンダード・ダンスの悩みを解決する11の話」に入ります。今回は「リーダー以外と踊れない」という悩みについてです。

 

MA25 第3章 スタンダード・ダンスの悩みを解決する11の話
(第3話)リーダー以外と踊れない・・・・・・

 

【質問】

私は競技選手です。リーダーとはいつも一緒なのでスムーズに踊れますが、パーティーなどでは他の人とスムーズに踊れません。どうしたら誰とでもスムーズに踊ることができるのでしょうか。コツがあれば教えてください。(女性)

 

 

フリーダンスでは相手のリードの大きさや癖などが分からないので、自分のナチュラルなポスチャーを保ち、バランスを壊さないように踊ることが大切です。小さなリードに対しては

Photo by Hiroyuki Sawada

その形でフォローし、大き過ぎるリードや覆いかぶさってくる人に対しては、それをフレームの中で逃がすようにします。

そうするには、ちょっとしたコツがあります。

それは、両肘の位置をあまり崩さないようにしつつ、両肘と両肩甲骨の力を抜くのです。やってみてください。

 

ここに2016年JDC東京コングレスでのケニー・ウェルシュとカチューシャの写真をお借りしてきました。ごらんのように、世界のトップ・コーチと組む世界チャンピオンのカチューシャでさえ、アルーナスと同じようには組みません。何が起こるか分からないので、自分のバランスを優先しているからです。

競技選手は決めたルーティンで踊ることが多いと思いますが、安心できる反面、勝手に動く癖も付いてしまいます。時々、ルーティンを使わない練習をする時間を設けてみましょう。男性は即興で踊る力が付きますし、女性は先入観に頼らず、フォローする力が付きますよ。

 

・ケニー・ウェルシュ(Kenny Welsh)
・アルーナス&カチューシャ(Arunas Bizokas & Katusha Demidova)

驚くかもしれませんが、
ホールドは踊りを邪魔することがあります。

(「第3章 スタンダード・ダンスの悩みを解決する11の話(第3話)リーダー以外と踊れない……」おわり)

 

ハッピー・ダンシング!