#374 きちんと上手になるために その6.ネックの返し方

 

「長年踊っているのに一向に上達した気がしない」、「色々なステップを習うけれどパートナーが変わったら通じない。サークル以外の人とも踊れない」 ―― そう考えている人はいませんか? それは、たくさん踊ることやたくさんステップを覚えること上手になることは全くの別物だからです。そして、この事実に早く気づいた人が、その分早く、自分の踊りを美しくすることができるのです。

 

ここでは、「サークルで上達するボールルーム・ダンス」(東京経済/2002年発行)に書いた幾つかの「グレードアップするために」というコラムを紹介します。これは、「なぜか上手に踊れない…」とモヤモヤしている人にお届けする、動きの基本と原理の話です。

今回の話題は「ネックの返し方」。「ヘッドを返す」ともいいますが、この「返す」ときに何を意識するかで、まったく違う結果になります。つまり、美しいPPになれるかどうかが掛かっています。

 

 

#374 きちんと上手になるために
その6.ネックの返し方

 

⬛「サークルで上達するボールルーム・ダンス」

PDFを開きましょう。

(※PDFは「グレードアップするために その5」となっています)

Download (PDF, 704KB)

 

このシンプルな実験を繰り返すと、自然で美しいPPになれようになります。

「自然で美しい」とは、頭部が体の一部としての自然な位置に収まっていることです。写楽が描いた絵の様に、こんなに首を突き出して踊る人は滅多にいませんが、もしこれでPPになると、怪しく見えると思いませんか(笑)? 首を突き出すのも、顎を引きすぎるのも良くありません。両耳が肩の上に来る感じを探してみて下さい。

 

当然、ラテン・アメリカンでも使えます!😃

 

 

■「顔」それとも「後頭部」?

上の実験に加え、ネックを返すときの気持ちがどこにあるか観察してみましょう。つまり、PPになる時とPPからスクエアに戻る時の意識が「顔の前面」にあるか、それとも「後頭部」にあるかを探るのです。

 

🙋🙍‍♂️顔も後頭部もひとつなんだから、どっちでも関係ないんじゃない❓😟

 

そう考えるのが普通ですね。

でも、何事も実験! 実際にやってみましょう。結構な違いが表れるので面白いですよ。

 

私たちの観察では「顔の前面」を回そうとしている人が多く、そういう人に「後頭部」を意識してもらうと、すっきりと美しいPPになることが多いです。

「顔」を意識するのが良いか、「後頭部」を意識するのが良いか、あなたが「より美しいPPになれる」と思う方を選んでください。

更に上手になりたいと思っている人は下の記事を参考にして下さい。ビフォーアフターに驚かれることでしょう!

 

ラテン・アメリカンでも応用しましょう!😃

 

 

【関連記事】

  1. #265 内回りと外回りを理解すると上手になる 
  2. #263 急いては事を仕損じる(女性の美しいPPのなり方)
  3. #025 「足型図」の読み方でワンランク上に!

 

ハッピー・ダンシング!

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