#379 Q47 ターンした後に相手の手を取れない

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Q47. ラテンのステップの流れで、その場でターンした後にリーダーとホールドしようとするのですが、ホールドを上手く捕らえられずにズレてしまいます。半身ズレていたり、お互いの正面を向けなかったりです。コツはないでしょうか? (千葉県 女性) 

 

#379 Q47 ターンした後に相手の手を取れない

 

回答:

A47.

最初にターン種類を幾つか見てみましょう。

①ジルバのアメリカン・スピン:女性は右足でほぼ1回転。

②ルンバのスポット・ターン:3歩で1回転して男性の正面に戻る。

③ルンバのニュー・ヨーク:1歩目でチェックし、23歩目でパートナーの正面に戻るとき。

 

色々な回転がありますが、こうした回転をする時の基本的なコツは、

🔶回転を始めた直後に(回転と同時にではありません)、「次は何?」と、すかさず男性の目を「見る(振り返る)/見ようとする」ことです。

これをすると、顔の方が体(おへそ)より早くターンを終えるので、次の動きに対処しやすくなります。最初は回転量の少ないルンバのニュー・ヨークで試してみてください。

(もう少し詳しくは「#285 誰?(ある意味ラテンの極意) 」を読んで下さい。)

 

🔶次に考えることは、回転は「回転軸が垂直の時」が安定しているということです。そこで、「目線は水平に」と思いながら練習してみて下さい。回転軸が定まり、ぶれが無くなって行くと思います。

 

🔶もうひとつ考えたいことは足(=靴)の回転量です。回転の終わりで体がぶれたりするときの原因に、足が必要以上に回っていたり、反対に、必要なだけ回転していないことが多々あります。

ひとりでチェックする方法として、踊りたいフィガーの動画を見て、回転している足の最後の形を動画を止めて見てみましょう。あるいは、このブログで紹介している拙書からの足型図をじっくり見て下さい。どちらも面倒な作業と思いますが、上達の近道になることは約束します。

 

 

🔶「ホールドを上手く捕まえられない手」に関してですが、離した手は、男性から特に指示がない限りは、常にオープン・フェイシング・ポジションで取り合った手の高さに戻ると考えて下さい。

私はそれをニュートラル・ポジションと呼び、「約束の場所」と説明しています。待ち合わせの場所はできるだけ詳細である方が、すんなり出合えます。例えば「渋谷で会いましょう」と言うより「渋谷のハチ公の真ん前」と言う方が迷わずに出会うことが出来るでしょう。

ですから、例えばニュー・ヨーク前半の1歩目で、あなたは左手を外側に向けてあなたがデザインする形に開きますが、3歩目で男性と向き合うときには、その「約束の場所」に戻すようにすると、お互い、目をつぶっていても手を取り合うことが出来ます。

 

🔶また一案ですが、横に開いた手も上に上げた手も、その「手」の軌跡を通って戻ってくるようにしてみてください。手の使い方が綺麗に見えると思います。

 

🔶先に「回転軸は垂直に」と書きましたが、「手を約束の場所に」と思っていても、回転軸が斜めになってしまうと「約束の場所」を見つけにくくなりますので、「回転軸」と「約束の場所」の両方を考えて練習してください。

 

ハッピー・ダンシング!

 

 

 

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