#425「魔法の言葉」第1章4話「足首を意識してライズ!」

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#425「魔法の言葉」第1章4話「足首を意識してライズ!」

どこかの誰かのダンスに役立つことを願い、「社交ダンスがもっと好きになる魔法の言葉」(神元誠・久子著/白夜書房 2017年)を公開しています。

 

😀このコラムは「社交ダンス情報メディアおどりびより」の「連載コラム」でも読むことが出来ます。

 

 

 

 

⬛体に関する11の話(第4話)足首を意識してライズ!

 

その日のレッスンが終わり仲間と話をしていると、一人の女性が、

 

「私、トウを外に向けて開きにくいのです」

 

と、話してきました。トウを開くと股関節が広がり、ラテン・ダンスではバランスが良くなりますし、スポット・ターンのような回転時にボディのオーバーターンを回避できます。

 

私たち夫婦は整体師ではないので、彼女の足首・膝・股関節を直接広げてあげることはできませんが、考え方のヒントは示せるかもしれないと思いました。

 

そこで、ひとつの例として、トウに上がってもらうと、彼女のヒールはほんの少ししか床から離れません。しかも、上がり方が重そう。

 

この原因は、本当に「ヒールだけ」を上げてライズしようとしていたからで、それだと、上半身が休んでいるので、上がるのが大変なのです。

 

「まず、頭が上がろうとします。その上がろうとする頭を助けるようにヒールを上げる――――そんな気持ちでやってみて」

 

と言うと、少しヒールが上がりました。でも、体がまだ後ろにあります。原因は、ヒールの真上に脚部の骨が付いているイメージを持っているに違いありません。そこで、

 

「足の甲を前に出すようにしてみて」

 

と話すと、

 

「こうですか?」、

 

なんてダジャレを言う暇もなく、次の瞬間、叫び声を上げました。

 

「人生で初めて! こんなに上がったことない! ありがとうございます!」

 

そこには足首が伸び、トウに高くライズをしている彼女がいました。

 

周りの人たちも大喜びです。

 

このように、考え方を変えたり、アプローチの仕方を変えてみたりするのは、とても良い方法です。そして、楽しい結果が待っていることがあります。

 

 

 

ダンスでライズするときは、
「足首や甲を前に」と思ってみましょう。

 

(「魔法の言葉」第1章4話おわり。でも、下に余談が続きます。)

 

 

 

 

スタンダード・ダンスで頻繁に出てくるライズ。しかも二人でライズするので、そこには繊細で的確なリードとフォローが求められます。下の記事は、そうした繊細で的確なリード&フォローを追求する人にお勧めします。

 

➡ #339 私とダンスとアレクサンダー・テクニークと(その5.魔法を手にしたのも同然)

 

ハッピー・ダンシング!

 

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